FC2ブログ

2019-10

プロターOW20


少しの間の秋晴れも少しお休みになり、ツーリングもお休み。そこでカタナに続いて今度は難物のプロター社のOW20を製作することにした。
イタリアの模型メーカー「PROTAR」の創始者『タルクィニオ・プロヴィーニ』は、かつては果敢 な走りのスタイルから「火の玉」と形容された二輪グランプリ・レーサーだった。残念ながら、2005年の1月6日、そのプロヴィーニが突然の心臓発作で亡くなってしまった。
二輪GPレースで2回の世界チャンピオン、GPでの通算20勝、10回のイタリア国内タイトル。

プロター社として製品化したアイテム数、モリーニ250から数えること35年間で230種類。
哲学者にして、二輪GP世界チャンピオンたり、名メカニック、模型メーカー社長、騎士勲章を受けた心優しき一騎当千の男、打てば響く毒舌の名人、タルクィニオ・プロヴィーニ。

ヤマハ大排気量レーサーはこのこのYZR OW20から始まったと いってもイイかもしれない。ライダーはヤーノ・サーリネンと金谷秀夫 デビューの1973年、第4戦イタリアGP。
500ccクラスの前に行われた250ccクラスのスタート直後の 高速第1コーナーで 多重事故が発生、1972年250ccチャンピオンのサーリネン、同ランキング2位 の レンツォ・パソリーニ(ハーレー・ダビッドソン(アエルマッキ))が 死亡するという 大惨事となりレースはそのまま中止。
500ccクラスも中止された。そしてヤマハチームは1973年の残りの 500ccGPを欠場することになった。

今回の制作するのは、そのプロター社から発売されていた、わずか4戦しかしていない2本サスによる YZR OW20である。



かなり年月がたっているため、箱もかなり黄ばんでいる。その上箱を開けて中のキットを見るとタミヤのプラモを見慣れた目にはあまりにも精度が低そうなランナーに繋がっているパーツ群。

s-IMG_6119.jpg

プロターのキットは完全に素材と考えて、どの様に処理をしてパーツをつなぎ合わせるかという楽しみを見いだせる人しか受け付けないのである。

s-IMG_6118.jpg

まず第一の難関、スポークホイールである。
キットが古くなったためか、もともとのプラスチックの質が悪いのかちょっと力を入れただけでポキポキ折れてしまうパーツは仮組さえ許してくれない。残念ながら、スポークなど触っただけでバラバラになってしまった。

そこでスポークの張り直しから開始することになる。
幸いネット上にはスポークを張り直している先人達の記事がいくつかある上に、模型の師匠であるブログ仲間も記事をわかりやすく書いていただいたのでそれをなぞれば良いのである。

s-IMG_6122.jpg

まずは治具作りから始める。センターを出すために2mmの真鍮棒を立てて、この上から製図したスポーク図を貼り、1本ずつ張っていく手順である。バラしたホイールのリムとハブにはスポークを通す穴を正確に開けなければならない。
スポークは0,6mm洋白線に真鍮パイプのニップルを切り出しておく。

s-IMG_6125.jpg

s-IMG_6128.jpg

穴を開けたあとはスポークを張った状態の製図を下敷きにして1本ずつ張っていくことになる。
途中、もろくなったハブが割れてしまいばらばらになる事件が起こってしまい、ハブをプラバンとプラパイプでスクラッチする羽目になるハプニングが起きてしまった。

s-IMG_6131_201411012052194c3.jpg

それでもなんとか無事にスポークホイールの作業は続けることが出来た。
お次はエンジンである。

にほんブログ村 バイクブログ イタリアンバイクへ
にほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ バイク モータースポーツへ
にほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト



コメント

(;'∀')w、むらさんもプロターに手を出しちゃうんですねwww
それにしてもスポーク張り替え・・・バラバ事件にめげず進んでいるようで何よりです(^_-)-☆
これが完成したらお次はMVですねwww

>Ferrariさん

プロターはいつか作りたいシリーズだったのですけど、今までは自信が無かったから封印してました(笑)

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://drk10727.blog.fc2.com/tb.php/87-8dfcded8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

プロフィール

むら

Author:むら
リターンおじさんライダーのつれづれ。海外移住したため、なかなかバイクに乗れない日々が続きます。
これからの残りの人生は才能のある若いレーシングドライバー、ライダーに門戸を開いた活動をしていきたいと考えています。まずは自身が活動してきた4輪レースの世界から開始します。
2019年、2006年モナコGP以来の13年ぶりに4輪レース出場をすることになりました。

所有バイク
MV AGUSTA F4RC/2016
BIMOTA DB4ie(改)

所有車両
SL65AMG /

その昔、若い頃にヨーロッパで走り回っていた時の動画をYoutubeにいくつかアップしてます。

https://www.youtube.com/channel/UCgM-nr2YDuabyIsAszxkozA/videos

もしくは keiichi murakami で検索お願いします。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (2)
装備品 (17)
その他 (10)
サーキット(アグスタF3) (24)
アグスタF4 (54)
RC30 (28)
その他のバイク (1)
4輪ネタ (5)
プラモデル (64)
バイクモデル (2)
プレスリリース (5)
アグスタF3 (2)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR