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2019-10

映画RUSHの世界

少し前に公開されたこの映画。映画館だけでなく、DVDも購入し何度も見返している。
今頃になって旬を逃したこのネタをつかってみる。実はこのネタは2輪でもイタリアンでも無いので書こうか迷っていたのだが自分の一番好きなことをやっていた時間というものも書いておくべきだと思い記してみる。



あらすじは皆さんも観ているだろうから省くが、この舞台になった76年当時高校生だった自身はこの争いを観てF1に憧れたものだった。この頃、自分にはハントはヒーローだった。そしてラウダは神。こんなイメージを持って情報が少なかった当時はそれでもレース結果を追いながら一喜一憂したものだった。
マシンはブラックビューティーだったJPSロータスにも憧れた。

プロレーサーになる道も方法もわからず、当時一般的な高校生だった自身は6年制大学を卒業して自分で稼ぐようになってから、憧れだったサーキットへようやく走り出したのだった。
プロになるには遅すぎたし、才能のかけらも無い自身は自分自身がスポンサーになるしか道は無く、少ない資金を苦労しながらやりくりしTSクラスに出場、当初は予選落ちギリギリではあったが参戦し続けた。

そして、転機は1997年、国内ヒストリックフォーミュラレースに出場して訪れた。
1999年、ロータス59Bで全日本F2 チャンピオンを獲得し、2001年よりレース本場のヨーロッパへ。2003年にも全日本F2チャンピオン2度目の獲得。

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s-画像 041

レースの本場、ヨーロッパに渡ったところでいきなりF1に乗れるはずも無し、最初の年はロータス18FJで参戦。初参戦のイタリア・モンツァではマシントラブルでリタイヤ。2戦目のモスト(チェコ)GPでは2台でのトップ争いの後の2位、モナコGPで3位、そして初優勝はドニントンパークでの雨のレース。この後何度かの優勝を経てシリーズ3位となった。
この時点でコーリン・チャップマンの長男でクラシック・チーム・ロータス主宰のクライブ・チャップマンから同チーム所有のF1で出場しないかと打診を受けた。二つ返事で引き受けたが、もちろんスポンサーなどあるわけも無く、すべて自腹(笑)

それでも高校生の時に見て憧れた世界に30年近くたってようやく自分も関わることが出来るという事実に感激し、我を忘れていた(笑)

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そして、ロータスカーズ所有のヘイゼルのテストコースで体験走行をした次の日にはヨーロッパでの初優勝の地、ドニントンパークでのテスト走行を経て、シリーズ開幕戦ホッケンハイムでのF1デビュー。夢心地だった。
出場しているドライバーはみんなアマチュアではあるが、自分たちの国でそれなりのチャンピオンを獲って参戦してくる歴戦の勇士ばかりで自分リアルRUSHの世界へ。

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スターティンググリッドで話しているメカニックはアイルトン・セナのロータス時代の担当メカだったクリス、後ろのメカはジム・クラークの担当メカだったボブ。
所属したチームロータスはマシンだけで無くメカニックも含めてレジェンドチームだった。

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エマーソン・フィティパルディが乗っていたチャンピオンを獲得したロータス72は当初マシンの問題でなかなか完走できなくてチェッカーを受けるまで1年かかったけれど、デビューしたのと同じホッケンハイムで初完走。30数年ぶりにこのマシンが完走したといってメカニック達みんなで喜んだ。
その年のモナコでもシングルグリッドを獲得し、ますます憧れの世界に近づいていった。

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映画RUSHを観ながら、あの当時の自分とオーバーラップしながら少しはあの世界に足を踏み入れることが出来たのだろうかと自問自答している。

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コメント

興味深いお話ですね。
私も子供のころF1が大好きで、自分の中のヒーローはニキ・ラウダでした。
312T2に乗るラウダのポスターを毎日眺めていた頃を思い出しました。

今度、ゆっくりお聞かせ下さい!

カエルさん

僕らの年代では現代のF1 よりも青春時代を過ごした年代のF1 の方が記憶によく残っているのでしょうね(笑)
お目に掛かったときにはいろんなお話に花を咲かせましょう。

え!

むらさんってひょっとして久◎×さん?
それにしてもJPSカラーのロータスはいいですね(JPSの文字はないけど)。
最後の写真、手前の白いマシンはブラバムですか??

すみません!

完全に間違ってました。正真正銘のJPSカラーですね。
申し訳ありませんでした。ちゃんと見ないとダメですねOrz

浜勝さん

こんばんは。
僕は久*田君じゃ無いですよ。所属は1年だけ被ってましたけど。
彼は僕の後を引き継いでます。
手前の白いマシンはたぶんブラバムじゃないかな?

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むら

Author:むら
リターンおじさんライダーのつれづれ。海外移住したため、なかなかバイクに乗れない日々が続きます。
これからの残りの人生は才能のある若いレーシングドライバー、ライダーに門戸を開いた活動をしていきたいと考えています。まずは自身が活動してきた4輪レースの世界から開始します。
2019年、2006年モナコGP以来の13年ぶりに4輪レース出場をすることになりました。

所有バイク
MV AGUSTA F4RC/2016
BIMOTA DB4ie(改)

所有車両
SL65AMG /

その昔、若い頃にヨーロッパで走り回っていた時の動画をYoutubeにいくつかアップしてます。

https://www.youtube.com/channel/UCgM-nr2YDuabyIsAszxkozA/videos

もしくは keiichi murakami で検索お願いします。

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